左衛門君
　「もしもし」

　コチサ
　「なんだ、左衛門かぁ、じゃぁね、切るよ」

　左衛門君
　「ちょ、ちょっと待ってくださいよ」

　コチサ
　「ん？」

　左衛門君
　「私が再就職してから、私たちまだ会ってませんよね」

　コチサ
　「ん？そうだっけ？」

　左衛門君
　「それが鰻屋に行った事になってました」

　コチサ
　「ふーん」

　左衛門君
　「それから、私がコチサさんに贈り物をあげたことになってました」

　コチサ
　「あらま」

　左衛門君
　「それも給料の半分を使ってです」

　コチサ
　「そりゃ大変だね^-^;」

　左衛門君
　「それもご丁寧に「品々」って書いてあって、プレゼントは一つじゃないって事をアピールしてましたが、私は一つもあげてませんよ」

　コチサ
　「そりゃ、そりゃ┌(・_・)┘└(・o・)┐」

　左衛門君
　「ああやって私を良い人にしたてあげてくれたわけですか？」

　コチサ
　「ま、まぁね^-^;」

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　よく「コチサニュースって、どこまでが本当なんですか」と聞かれます。

　そういえば左衛門君もよく聞いてきたっけ・・・

　コチサは、そういう質問にはいつも「全部本当です」と答えています。

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　左衛門君
　「ところが今回登場人物にされてみて、そうじゃなかった事がわかりました」

　コチサ
　「ん？」

　左衛門君
　「コチサニュースは登場人物は本物でも、話は作り話なんですね」

　コチサ
　「どして？」

　左衛門君
　「どうしてって、今回私が登場人物にされてよくわかったからですよ」

　コチサ
　「何言ってんの？・・・コチサは今までコチサニュースが嘘だったことはないし、今回もフィクションで書いたつもりはないよ」

　左衛門君
　「よくわかんないんですが・・・さっきも言ったけど、私たちは私が再就職をしてからまだ会っていないじゃないですか・・・」

　コチサ
　「コチサも、さっきも言ったけど、コチサニュースをフィクションにするつもりはないじょー」

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　(-.-)y-゜゜゜

　・・・お互いに電話口での無言の数秒間の戦い。

　最初からお互いにわかり過ぎるほどわかっているからこそ、「すっとぼけ」きらない限り、この勝負には勝ち目がありません。

　そして、「すっとぼけ」の勝負で、コチサは負けるはずがありません^-^;

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　左衛門君
　「はいはい負けました、つまりそういうことですか・・・」

　コチサ
　「（勝ったぁ(^o^)）」

　左衛門君
　「鰻屋に行って、鰻重と白焼きが食べたいわけですね」

　コチサ
　「違うよ、ささやかだけど就職祝いをしてあげたい気持ちが書かせたのさ」

　左衛門君
　「で、プレゼントも欲しいわけですね」

　コチサ
　「違うよ、頑張っている左衛門君に何か贈り物をしてあげたい気持ちが書かせたんだよ」

　左衛門君
　「全くぅ、口が減りませんね」

　コチサ
　「┓(´_`)┏」

　左衛門君
　「その外人みたいなポーズ、やりたいのは私の方ですよ」

　コチサ
　「電話で見えるのかい^-^;」

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　ありえそうにも無い話のコチサニュースがいつも真実なのは、こういった裏事情があるようです。

　例え掲載時にはフィクションであっても、いずれ強引にノンフィクションにしてしまう・・・それはコチサニュースという、内容も乏しく、ただ年月だけを積み上げた作品の、唯一の勲章です^-^;

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　左衛門君
　「光栄な事ですよ」

　コチサ
　「えっ？」

　左衛門君
　「これまで何人ものコチサファンが陥った「コチサニュースの罠」を私も実感させていただいたんですから・・・」

　コチサ
　「給料の1/2を使っても惜しくないってかぁ^-^;」

　左衛門君
　「言ってませんよ、そんなこと(`_')」

　コチサ
　「ところでさぁ」

　左衛門君
　「はい？」

　コチサ
　「今回のコチサニュース、随分イラストが多かったよね」

　左衛門君
　「はいはい、それが品々に繋がるとでも言いたいんでしょ・・・」

　コチサ
　「おっ、いい勘してるじゃん^-^;」

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　毎日適当にコチサのHPを見て、暇つぶしにコチサとメール交換をして、TVCMの合間にコチサニュースをさーっと斜め読みして義理を果たしたつもりでいるあなた・・・あなたですよ・・・次のコチサニュースのターゲットになるのは・・・(^o^)

　追記

　以上で今回のコチサニュースを終わらせようとしたら、左衛門君から「どうしても載せてくれ」と、メールが来ました。

　抜粋して掲載します。

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　>全国のコチサファンの皆さん。
　>コチサニュースを本気にしないで下さい。
　>自分を卑下して笑いをとる、
　>サービス精神旺盛のコチサさんですが、
　>コチサさんの名誉の為に一言・・・
　>コチサさんは私たちを励ましてくれる事はあれ、
　>その見返りを求めるような事は決して出来ない人です。
　>オフ会の帰りの屋台のたこ焼き屋さんでさえ、
　>きちんと自分の分のお金を出すような人です。
　>誤解の無いように。

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　コチサ
　「参ったなぁ・・・照れちゃうよ(*^^*)」

　左衛門君
　「書いてません、私書いてませんから・・・」

　コチサ
　「おいおい、そうやってどこまでもトグルしていったら、この話終わんないじゃんか(｀_´メ)」