No.547 「横断旗」 2005.9.28
 六本木の横断歩道に、なんと横断旗が設置されました・・・

 六本木の横断歩道に、なんと横断旗が設置されました。

 黄色の旗に黒文字で「横断中」と書いてあるものです。

 な、懐かしぃ〜\(^o^)/

 それもあんまり人通りがない横断歩道です。

 横断歩道を中心にして、両側の道路に2ヶ所づつボックスが作られ、各々10本くらいの横断旗が入っています。

 コチサ
 「これ嬉しいィ〜(^O^)」

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 実はコチサの田舎には・・・

 実はコチサの田舎には、「みどりのおばさん」こそいたのですが(第545号参照)、こんな横断旗はありませんでした。

 交通安全のテレビニュースで、大都市の子どもたちがこの横断旗を手に横断歩道を渡っている映像を見て以来、コチサにとってこの横断旗は、憧れの「都会生活のアイテム」となっていました。

 ところが、いざコチサが東京に出てきたときには、すでにこの横断旗は見かけない存在になっていたのです・・・

 その横断旗が、今コチサの目の前に(^o^)・・・

 それも六本木という大都会のまんまんなかに(^o^)・・・

 コチサがその道路を渡るのは、朝の11時前後と夜の6時前後です。

 (あー、短い事務所滞在時間だこと^-^;)

 その時間帯は、ほとんど人通りがなく、車も通っていないのですが、コチサは必ずこの横断旗を掲げて渡ることにしています(^o^)

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 なんかこう背筋がシャキッ!っとするね(^^)/

 コチサ
 「横断旗を持って渡ると、なんかこう背筋がシャキッ!っとするね」

 コチサ
 「横断歩道を渡る人間としての使命を感じるよ」

 コチサ
 「人は自分勝手に生きているんじゃない、大きな天の力によって生かされているんだ・・・横断旗はそれを教えてくれるね」

 憧れの横断旗を手にしたコチサの頭の中は、日々崇高になっていくようです^-^;

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 ところが一つだけ気に入らない事があります。

 もともと横断旗というのは、子どもの安全が目的に作られたものです。

 だから小学校の通学路に接している道路にあります。

 通行量の関係からでしょうか・・・

 コチサがその横断歩道を渡る時には、横断旗が偏って片側だけに移動してしまっている場合が多々あります。  コチサが渡る側には一本も無く、横断先の箱に全てギューギュー詰めになっている時がよくあるのです。

 そんな時、コチサは一気に横断歩道を走って渡り、横断旗を持って戻り、改めてゆっくり旗を掲げて渡りなおします。

 (これでは全く、安全横断の為の横断旗の意味がありません^-^;)

 最近ではコチサは、この横断旗が四方4つの箱に均等に分散されて入れられていないと、とても気になるようになってきました。

 そこで毎回そこを渡るたびに、横断歩道を往復して、均等に旗を分けるようにしています。

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 制服を着た道路交通員のおじさん
 「ご苦労さま」

 コチサ
 「ん?」

 おじさん
 「それどうしても数が偏っちゃうでしょ」

 コチサ
 「えぇ」

 おじさん
 「一日に何回くらい直せと言われてるの?」

 コチサ
 「ん?・・・別に誰にも言われてないです」

 おじさん
 「えっ?アルバイトじゃないの?」

 コチサ
 「ただの善意の善良な市民です(`_')」

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 その横断旗を東京タワーの方角に大きく掲げて振りましょう〜

 全国の小学生諸君!
 (とくに港区の・・・^-^;)

 世の中は、人の善意で成り立っているのです。

 皆さんが毎日、横断旗を使って安全に横断できるのは、決して横断旗を導入した区や都の関係者の方々の力だけではありません。

 毎日数合わせに神経を使い、ちょこまかちょこまか移動を繰り返している、善意の名もない市民の奮闘が影にあったりするのです。

 さぁみんな〜(^○^)、今日は横断歩道を渡る前に、その横断旗を東京タワーの方角に大きく掲げて振りましょう。

 そして、善意の名もない市民♪
 コチサさんに感謝ぁ〜\(^o^)/

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 社長
 「っていうか、ただ単に君が自分の趣味でやってるだけでしょ」

 コチサ
 「まぁいいじゃん^-^;」

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