なんと個人事務所「オフィス・コチサ」を設立してしまったコチサは、これまで慣習にとらわれない、生き生きとした人間関係の中で実力が発揮できる世界を模索し始めました。
そんな中、インターネットの世界に出会ったコチサは、そこから独自の可能性を見いだしていきます。
第10章は、そんなコチサの輝く未来に向けての、「未知の世界への出会いと、今後の可能性の暗示」を中心に展開していくことをお願いしました。
結果は以下の通り、「ここでついに登場」は皆さんの充分納得いく「御大登場」ではないでしょうか?
第10章の課題は以下のようなものでした。
(馬場さんも喜ぶか?御大「グッド、ぐっど!」さんの作品です) |
インターネット・カフェで遊んでいたコチサは偶然、自分のホームページを発見する。そこには、彼女の過去の履歴だけでなく、将来の足取りまでが記されていたのだ!カウンターを見る限り、訪れる人もほとんどいない、地味なつくりのそのページを見て、コチサは慄然とした。 そのページを置いていたプロバイダに問い合わせてみたが、そのようなIDやディレクトリが過去に登録された記録はないと言う。キツネにつままれたような気持ちで、コチサはその「ベッコアメ」というプロバイダと契約し、問題のIDを取得した。 本業もそっちのけで、参考書と首っぴきでとりあえずホームページを立ち上げたコチサ。必ずあの「KOCHISA」からコンタクトがあるはずだ、と思ったからだったが、最初に届いたのはどっかの不届き者からのいやらしいメールで(黙殺した)、期待は報われない。 コチサは次の作戦として、自分のプロフィールを時系列につづってゆく「コチシム」というゲームをあみだした。これは評判を呼び、徐々に参加者も増えてゆく。その多くはリピーターとなり、ついにメール友達は数百人に達した。 きっとこの中に、「KOCHISA」の仕掛け人がいるはず?。。つぶさに応募作に目をとおし、吟味を重ねるコチサ。しかし、あの「幻のホームページ」に記されていた自分の履歴と似たようなストーリーを投稿してくるのは、毎回違った人のようだ。それとも、同じ人が毎回IDを変えて送ってくるのかしら?慎重に言葉を選び、メールで探りを入れてみたりしたのだが、誰とも確信が持てないままに、「コチシム」の章だけが進んでゆく。。 ホームページ開設から半年ほどたつと、雑誌・新聞等に顔を出すまでになり、コチサはその中でいちばん詳しく紹介記事を書いてくれたインターネット雑誌を一部、香川の実家へ郵送した。届いた誌面に彼女の姿をみつけた弟妹は鼻高々だったが、父も母もなぜか「コチシム」のページを一目見るなり、固く口を閉ざしてしまう。 両親は、そこにいったい何を読み取ったのか?「コチシム」が開けてしまった秘密の扉は、コチサをいったいどこへ導いていくのか?いよいよ未来に突入する「コチシム」、波乱必至の第11章へ。。。 |
ついに来たか!それもここで・・・・ ◇「グッド、ぐっど!」さんからのご挨拶今回は「作品」というよりはほとんど「シノプシス(あらすじ)」といったところです(えらいすんまへん、PEACEさんの馬力が私には欠けているもんで^^;;)。 |