307ch
FILE9-ネガティブシンキング・フォーリンラブ
8/30days
コチサのペッパーフレンズ●益田沙稚子 

顔に髪が巻き付くコチサ


今日の主人公は平目さん。ひたすらネガティブに生きることを信条としているような人です。仲良くなると文章も気心許してくるでしょ。電話で話したり。「ヒラー(平目)って良い声してるね、コチサが言うのだから間違いないよ」って書くでしょ。「それって顔が悪い事の救いにならないじゃない」って返事が来て。
「コチサさん、僕の顔HPで見たでしょ」「うん」「変でしょ」「・・・」「ほら返事がない」ヒラーは心を開くことはとことん愚痴ることにあると考えている人だった。そして病弱を絵に描いたような人だった。
「僕、今日駅で倒れたんだ」「僕、腎臓無いの知ってるでしょ」(知るわけないじゃん)「最近息するのが面倒くさくて」本心を隠したコチサの答えはひたすらポジティブ。「いいじゃんそんなこと!」「僕の事が鬱陶しくなってきたんでしょ」「(うん少し)違うよ、あたし達親友じゃん、だからコチサはそうはならないけど、ヒラーのそういうとこ、母性本能刺激すると思うよ(なわけ無いけど)」「そうかな」
ヒラーはその後、コチサを離れ他の女の子のHPに出没してそうな。そしたら、いたんです!そういう女性が!
病弱でひたすらネガティブで腎臓に未練を残す、声がバリトンのヒラーの初恋は、雪崩のようでした。
「愛ちゃんのHP、僕が手直ししてあげたんだ」「愛ちゃんに指輪贈った」「愛ちゃんに結婚申し込んだよ」待てヒラー、進展があまりにも急だぞ!ヒラー何かひっかからないか?
「僕、会社辞めて愛ちゃんの住む九州に移ったよ、だからメールアドレス変更(ヒラーは生粋の東京人)」
ヒラー、コチサには愛ちゃんが見えないぞ!君は見えるのか?でも何を言っても通じない。
「コチサ、もしかして焼き餅焼いてるの?」嗚呼ヒラー・・・
せめて生きて帰って来て!さよならぁ〜。



<BACK  NEXT>