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FILE7-私達黄門様ご一行
6/30days
コチサのペッパーフレンズ●益田沙稚子 

シルエットとしてのコチサ


コチサのHPではお馴染みの「支店長と代理」、二人は群馬の銀行の支店長と支店長代理でした。代理は今は部署が変わって融資課課長です。この二人とは2年にもなる変な付き合いです。きっかけは「営業コチサ」で支店長の銀行の声を送ったのが始まりで、その後代理も加えた「トロイカ体制」が確立しました。
今では、二人が出張で東京に出てくるときは必ずお呼ばれします。支店長は一見恐もてのおじさんで、代理は線の細い生真面目なイメージです。二人は幼少からの先輩後輩の関係で息もピッタリです。双方とも愛妻家という共通点があります。そして二人はコチサの子分です。
「コチサさん、××日に東京に伺います、何を食べますか?」「焼き肉!」「では代理に手配させます」「代理です、手配完了、当日7時にお迎えにあがります」こんな感じ。
そして夜の歌舞伎町を黄門コチサと格さん支店長、助さん代理が闊歩します。歌のうまい二人は、音痴なコチサのカラオケにも付き合わされます。試練です。3人でプリクラも撮ります。写真は無理矢理彼らの携帯電話に張り付けられます。Yシャツに勝手にサインを書かれちゃったりもします。これが酒の席ならまだしも下戸のコチサに付き合うのだから当然しらふです。帰り際支店長は「コチサさん音痴ですね」と、代理はレジで「領収書を」とどちらも小声でつぶやきます。
群馬名産の味噌漬けをもらったコチサは、「次、何処行く」と笑い、二人は「新幹線の時間が!」とおろおろします。
去年からの約束「群馬県民マラソン」の出場が近づいてきました。スケジュールは代理が完璧に作ってくれました。コチサはこの素敵な人たちに会わせてくれた感謝の気持ちをレースにぶつけます。無理矢理走らされることになった二人もコチサの後塵を拝する気はないでしょう。
「さぁ、格さんや、助さんや、勝負ですぞ!」


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