さて、香川と言えば讃岐、讃岐といえば「うどん」で、ここ数年「さぬきうどん」は大ブームです。
コチサは子供の頃、そんなにうどんが好きではなかったのですが、東京に来て東京のうどんを食べてからというもの、急に讃岐のうどんのおいしさに目覚めて、今では「讃岐うどん有名店、全店制覇」に燃えています^-^;
ということで、弟・浩二の結婚式の最中も、コチサの頭にはその後のうどん店めぐりが計画されており、結局披露宴で出された豪華絢爛一席¥15.000-也の食事には一切手を付けず、お腹を空かしてその時を待っていました。
今回は、名だたる有名店を3件はしごする予定でしたが・・・
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親戚のおっちゃん
「うどん?・・・今からじゃ無理やろ」
コチサ
「なんで?」
おっちゃん
「穴場ていわれる有名店は、だいたい昼過ぎには閉店しとるで」
コチサ
「そうなの?」
おっちゃん
「それに今はゴールデンウィークや、混雑しとって並んでも食えるもんやない」
コチサ
「そんなばかな^-^;」
おっちゃん
「ほんまや。車のナンバー見てみい。四国だけじゃなく、広島、大阪、名古屋まであるでぇ」
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恐るべし、さぬきうどんブーム!
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コチサ
「でもコチサ、料理一切口にしてなかったから、もうお腹ぺこぺこだよ」
おっちゃん
「じゃぁ、ここでおっちゃんが一肌脱ぐか^-^;」
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うどんマニアが構成する、讃岐うどんランキング・・・
これはどちらかというと観光客向けの大店舗ではなく、小さな隠れた個人経営の店が中心となっています。
(でも今では、こういう店は隠れた店どころか、連日超満員の有名店になってしまっています)
讃岐うどんのお店『やましょう』は、そんなランキングの上位に常に顔を出すお店です。
そして今回、コチサが是非行ってみようと候補にあげていた店舗でもあります。
その『やましょう』の店主と、コチサの親戚のおっちゃんが何と同級生だったそうで・・・
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おっちゃん
「もしもし、俺や俺、これから姪っ子を連れて行くから店開けて待っててくれ〜」
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おいおい、そんな強引な^-^;
『やましょう』の今日の閉店時間は4時です。
おっちゃんが電話したのが4時過ぎ・・・
そしてなんとコチサたちが、そのお店に到着したのは6時過ぎでしたm(_ _)m
『やましょう』の大将(店主)山下昇氏は、店舗の前で遥か遠くを見つめながらコチサたちを待っていてくれました。
そして、ここが『やましょう』です。
以下、コチサの讃岐うどん名店の旅『やましょう』編です。
入り口です。
写真にマウスをのせてください。
昼間の『やましょうが見えます(^○^)
おっちゃん曰く
「汚い、ボロボロの店や^-^;」
この写真は特に夜、閉店後にわざわざコチサの為に開けておいてくれた状態なので、すでに看板はおろしちゃっています。
メニューはうどん(当たり前)、熱いのか・冷たいのかの2種類。
サイズは小と中と大。
大は本当に大なので、女性は小、おなかの減った男性は中といった感じです。
ちなみにコチサは大^-^;
この歳月にまみれた貼り紙が、『やましょう』のポリシー。
この店の名物が、このセルフ出汁。
この種類から、好きな出汁を好きな分量、自分で勝手にブレンドして食べます。
コチサは初心者なので、大将に教わりながら、冷たい出汁二種を1:1の割合でブレンドしました。
天ぷらはお好みで。
ワイルドなあげ方です。
うどんを食べながらだと、いくらでも入ります。
そしてこれが『やましょう』の大将であり、おっちゃんの同級生の山下昇氏。
数々の取材をこなしているので、ピースサインも慣れたもの^-^;
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コチサ
「あー、満腹!美味しかったぁ(^o^)」
おっちゃん
「それだけかい?」
コチサ
「ん?」
おっちゃん
「普通、ホームページに掲載するんなら、味の評価が詳しく載るもんとちゃうんか?」
コチサ
「だから美味しかったっていったでしょ」
おっちゃん
「ただ美味しいだけやなくて・・・食感がどうのとか喉越しがどうのとか・・・」
コチサ
「何言ってんの?『やましょう』のうどんだよ。味の評価なんて、グーグルで『やましょう』って入れれば星の数ほど出てくるよ。みんなそれぞれどれだけ美味しいかを、いろんな言葉で綴ってるよ」
おっちゃん
「だったらお前もやらんか」
コチサ
「だからコチサはいいんだよ。そういうのはその道のプロの人に任せて、コチサは美味しかったの一言で充分なんだよ、ねっ大将ー」
大将
「えぇまぁ」
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というわけで、お土産のオリジナルうどんまでいただき、コチサうどん街道満腹三昧の旅でした。
『やましょう』に入ったら、
「コチサさん、来ました?」
って大将に聞いてみて下さい。
きっと忘れてると思う・・・(ーー;)
でもめげずに、
「大盛りを食べた女性ですよ」
と追い討ちをかけて下さい。
きっと思い出してくれると思います・・・(^_^)v