No.488 「お返事は、ひと月後にね」 2005.2.18
 郵便でぇす(^O^)/

 結婚式の招待状の返信用はがきの、

 「恐れ入りますが、お返事を○月○日までに投函されますようにお願い申し上げます」

 ってやつですが・・・

 やっぱり真に受けちゃいけないようです^-^;

 招待状(^○^)

 弟から送られて来た招待状。

 投函の締め切りはまだ一ヶ月も先なので、ついそのままにしておきました。

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 お母さん
 「どうや最近?」

 コチサ
 「別に、普通」

 お母さん
 「体の調子はどうや?」

 コチサ
 「まぁ普通」

 お母さん
 「そうか、良かったな」

 コチサ
 「で、何の用?」

 お母さん
 「べ、別に用は無いで。用が無いと電話したらあかんのか(`_')」

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 何か焦っての逆ギレです。

 これでは、裏の用件があることを自白したも同然です^-^;

 でもなんだろう?

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 お母さん
 「もうすぐ春やな」

 コチサ
 「そだね」

 お母さん
 「浩二も結婚式の準備で忙しいてな」

 コチサ
 「ふーん」

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 どうやら弟・浩二の結婚式に関する「何か」のようです。

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 お母さん
 「たくさんの人が来てくれるから嬉しいわ」

 コチサ
 「ふーん、良かったね」

 お母さん
 「もうほとんど、返事が届いているんや」

 コチサ
 「へぇ〜早いね」

 お母さん
 「お前はまだ書かんのか?」

 コチサ
 「だっていつまでにっていう期日が、まだひと月も先だよ」

 お母さん
 「それはそうやけどな・・・」

 コチサ
 「仕事でも、締め切りの1ヵ月も前に納品しちゃうことなんかしないよ、余裕があると思われて、次からは厳しい納期に変更されちゃうんだよ」

 お母さん
 「結婚式は仕事や無いでぇ」

 コチサ
 「それに、この1ヵ月間にどんな用事が入るかもわかんないでしょ」

 お母さん
 「そりゃぁそうやけど・・・」

 コチサ
 「だから出すほうもその事を考慮して、最終期限を設定して、都合をつけて下さいってことなんじゃないの?」

 お母さん
 「それは違うと思うでぇ。あれは届いた次の日には返事を出すもんなんや」

 コチサ
 「じゃぁ期限が書いてあるのは?」

 お母さん
 「へりくだりや」

 コチサ
 「ふーん、そうなんだぁ」

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 確かに仕事じゃないんだから、返信期日ギリギリに返事をもらうより、出してすぐ返事をもらったほうが「大切に思われている」って気がします。

 早く返事を出す事は、実務的な問題以上に、心情的な面での絆の確認になります。

 そういえば、コチサもお友だちからの招待状は、無意識ながらもすぐに返事を書いています。

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 コチサ
 「コチサ、参列者としての経験が無いからわからなかったよ」

 お母さん
 「お前、結婚式に出たこと無いのか?」

 コチサ
 「いつも司会者として、お金を頂いて呼ばれる立場だからね」

 お母さん
 「・・・」

 コチサ
 「実の弟にお金を払って呼ばれるとは思ってもみなかったよ^-^;」

 お母さん
 「お前、もしかして浩二の結婚式の司会を頼まれなかったこと、根に持ってるん?」

 コチサ
 「別に・・・」

 お母さん
 「お前は、根に持つ性格やからなぁ〜」

 コチサ
 「失敬だなぁ、こっちではあっさりすっきりコチサと言われているんだじょ」

 お母さん
 「そんなアホな」

 コチサ
 「コチサさんのその竹を割ったような性格、もしかして竹の中から産まれた白雪姫なんじゃないですか?とか言われて困ってるところだよ^-^;」

 お母さん
 「あのー、話を変えていいですか?」

 コチサ
 「おっ、急に低姿勢、どしたの?」

 お母さん
 「返事、出してくれんかのぉ〜。あっちのご家族への報告もあるでのぉ〜」

 コチサ
 「お母さん、もうすでに結婚前から板ばさみなの?その性格何とかしないと、今後大変だよ」

 お母さん
 「お前さえ常識を備えてくれたら、何も事は起こらんのやけど・・・」

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 ということで、

 ご出席のところの、
 「ご」を消して「出席」に丸をつけて、
 その下に
 「・・・するかも知れません^-^;」
 と書いて・・・
 本日投函(^O^)

 あーぁ、これでまたひと騒動あるんだろうなぁ・・・

 訴えるコチサ(^O^)/
 でも、弟の結婚式なんだよ。
 楽しみにしていた司会を、
 「姉が司会をするなんてとんでもない」
 と、古風なしきたりで却下された今、
 なんとか存在感を示したい、
 コチサの「窮鼠ネコを噛む」抵抗であった^-^;
 お辞儀コチサ<(_ _)>

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