No.294「コチサ邸発砲事件?」  2003.2.6

 写真・・・アートバルーンの仲間たち!

 今朝も元気よく家を出発。

 いつも表の通りをお掃除してくれているおばあさんが、お友達とお話しています。

 「おはようございます」

 と声をかけ通り過ぎようとしたときに話の続きが小耳に入りました。

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 おばあさん

 「こんな時代だから、どんな町でも油断がならないわよ」

 お友だち

 「パン!パン!って。私も聞いたわ。おまわりさんに電話しようかと思ったわ」

 おばあさん

 「私はこの前パトロールのおまわりさんに話したの。でもここら辺を調べてもらったけど、別に鉄砲撃った後はなかったって」

 お友だち

 「夜中だからね。怖いわよね」

 おばあさん

 「あんまり続くようだと110番しなくちゃいけないわね」

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 話をまとめると、どうやらここのところ深夜に定期的に、「パン!パン!」とピストルの音のようなものが多発して近隣で少しだけ話題になっているとの事・・・

 そんなぁ・・・

 こんな閑静な街並みで、発砲事件なんて・・・

 田舎のお母さんが聞いたら卒倒しちゃいそう。

 コチサも巻き込まれないように夜道は気をつけようっと。

ライン

 ん?

 「パン!パン!」?

 そういえば、いつかテレビで発砲事件の目撃者がインタビューに答えていました。

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 目撃者さん

 「・・・はい、ぱん!ぱん!って。最初はなんかタイヤがパンクした音とか、風船が割れた音とか思っていたんですが・・・怖いですねぇ・・・」

ライン

 写真・・・お鼻ピエロでバルーンに向かうコチサ ん?

 風船が割れた音?

 大道芸を習得すべく師匠に師事しているコチサは、ジャグリングの技術はすっかり見放され、最近ではバルーンアートの練習に励んでいます。

 そしてジャグリングとは違って、どうやらこのバルーンアートは動体視力を使わない分、コチサには合っていたようです。

 そうなるともともと凝り性のコチサは寸暇を惜しんで練習に励みます。

 時には家で夜中まで練習を積むことも・・・

 写真・・・これ、くまさん作ってるところ! 夜中?

 そうです。

 もしかしたら犯人はコチサ?

 バルーンアートは「ねずみ」「プードル」「うさぎ」と、最初の頃は割と簡単に進んでいったのですが、最近は難度が上がり「くま」「ライオン」「キスするインコ」などとなってくるとさすがに壁にぶつかります。

 一つの作品を仕上げる為に、約30個くらいの風船を割る事になります。

 「パン!パン!パン!パン!」

 写真・・・割れても割れても負けないぞぉ〜(^^ゞ

 風船の割れる音は、この静寂の深夜の町には響きすぎたのかも知れません。

ライン

 どうしよう?

 社長

 「・・・で、今度は仕事中にバンバン言わせてるわけね」

 コチサ

 「仕方ないじゃん。よからぬ噂がたって家で練習出来なくなったんだから」

 社長

 「ここでも同じじゃないの、そんだけ割ってれば」

 コチサ

 「昼間だし、表の車の音もあるし聞こえないから大丈夫だよ」

 社長

 「・・・」

ライン

 写真・・・くまさんの出来上がりぃ〜という事で、コチサバルーンアートギャラリー、ご覧下さい!

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 写真・・・プードル プードル
 写真・・・うさぎ うさぎ
 写真・・・キリン キリン
 写真・・・くま くま
 写真・・・ラブバード ラブバード
 写真・・・ねずみ ねずみ
 写真・・・フラワー フラワー

 ハートのライン


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