名著と言われる、スタニスラフスキイさんの「俳優修業」2巻を読んでいます。 本来ならじっくり腰を据えて読み込んでいく本ですが、コチサの場合、図書館の取り寄せで借りてきたので期限は2週間と決められています。 最初、紀伊国屋書店に買いに行ったのですが、上下巻で5千円したので急遽取りやめたのです。 マクドナルドのフランクバーガーが頭に浮かんで、この本2冊で何個食べられるのだろうと考えたら自然に手が引っ込んだのです。 (ちなみに、66個食べられます(^^ゞ) でもそれがかえって良かったかも知れません。 そもそも2巻で935頁もある本です。 もし買っていたら、安心しきってなかなか進まなかったと思います。 でも図書館なら2週間の期限が決まっています。 単純計算でも一日に66頁を読まなくてはなりません。 66ページノルマは、小説ならたいした問題はありませんが、こういう書籍の場合はコチサ的には結構きついものです。 一日分のノルマの頁に付箋を貼り付けて目標にしていますが、4日目の今日やっと二つ目の付箋をクリアーした状況です。 それでも睡眠時間を削って挑んでいるコチサとしては快挙です。 コチサ 「うわー頭のてっぺんから煙が出てくる」 社長 「賛否はあるけど演劇を心ざすもののバイブルだからね。一応読んどかなくちゃね」 コチサ 「知ってるよ。一昔前のマルクスの資本論のようなものでしょ」 社長 「すごいじゃん。資本論読んだの?」 コチサ 「見たことはある」 社長 「・・・。まぁスタニスラフスキイも一昔前といえば一昔前だけどね」 コチサ 「読んだことあるの?」 社長 「聞いた事はある」 コチサ 「・・・」 (ダメ社長とダメコチサ・・・この会社、絶対大きくなるわけないと見たね) 一昔前と言われようとも、現在でもHPなどでは「スタニスラフスキイ・メソッド」についての意見交換は多いです。 一つ一つに目を通しながら、 「なるほど・・・でも結局なかなかこの本を読みきれない人は多いんだな」 などと納得しながら、日に日に遅れるペースの自分を納得させています。 そんな事を考えながら、それでも徐々にその内容に惹き付けられて、気がついたらコチサの足は再び、紀伊国屋と図書館に・・・ もともと、マイケル・チェーホフ氏の「演技者へ」という本で、このスタニスラフスキイさんの「俳優修業」を読み出したコチサだったので、結局、紀伊国屋でリー・ストラスバーグ氏の「メソードへの道」を購入、図書館では世阿弥の「風姿花伝」を追加取り寄せしてしまいました。 枕もとに積まれた本の高さに驚きながらも、何故か嬉しい、秋の夜長のコチサでした。 ※今日は何にもオチがなくてごめんなさいm(__)m |
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