No.212「テレビ、いかがっすかぁ!?」  2002.3.20

 写真・・・夢の液晶テレビ

 バイオをゲットし、自宅にADSLを引いてからめっきりテレビを見る時間が減りました。

 先日、久しぶりにテレビを付けたら、上下の画面幅が狭くなって映像が映し出されました。 

ライン

 コチサ

 「やったぁ、久しぶりに付けたら、ハイビジョンになってたぁ、ラッキー!」

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 そしてまた数日後につけたら今度は、左右の幅も少し狭くなっているような・・・

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 コチサ

 「おっ、ハイビジョンの進化形かぁ?」

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 そんな事を繰り返しているうちに、テレビの画面は日に日に上下左右が小さくなって来ました。

ライン

 コチサ

 「これってどういうことですか?」

 イラスト・・・電気やさん電気屋さん

 「テレビの寿命が尽きる時はそうやって画面が小さくなってくるもんなんです。でも今時そこまでテレビを使うなんて珍しいですね。どのくらい使ったんですか」

 コチサ

 「10年位です」

 電気屋さん

 「そうですか、まぁそのくらいなら大したことはないんですけどね」

 コチサ

 「てっきり10年耐久使用のご褒美に、テレビが勝手にハイビジョン化してくれたのかと思いました」

 電気屋さん

 「そんな事があったら、私たちの商売が成り立ちませんよ。で、どうします?引き取りに伺いましょうか?新しいのはハイビジョン対応にします?薄型プラズマディスプレイなんかいかがですか?」

 コチサ

 「いや結構です。今では引取りにもお金がかかるじゃないですか。それにプラズマディスプレイなんて100年早いっす」

 電気屋さん

 「じゃぁどうするんですか?」

 コチサ

 「爆発とかしないんなら、このまま見続けます」

 電気屋さん

 「だって、もう20インチのテレビの中で5インチも画面は残ってないんでしょう」

 コチサ

 「5インチあればまだ見られます。パソコンでメディアプレーヤーで映像を見ることを思えば大した事はありません」

 電気屋さん

 「まぁ、急に爆発することはないと思いますが、正常な状態ではないことは確かですからね。機械的にも良いことではないですからね。なるべく早く処分してくださいね」

 コチサ

 「面白いから、2センチ四方になるくらいまで付き合って見たいと思います。ちなみにこのままで行くと最終的にはどんな別れ方になるんですか」

 電気屋さん

 「だんだん枠が小さくなって、ある日それが点になってプッツンと言って終わりです」

 イラスト・・・プッチンコチサ

 「プッツン、ね」

 電気屋さん

 「ねぇ、本当に早く処分しないとダメですからね。安全とは言い難いんですからねぇ」

ライン

 電気屋さんの声を背中に浴びて家路に戻るコチサです。

 全く、肩の脂肪腫「ニク二郎」といい、今回のテレビといい、コチサには処分するものが多すぎるぜ!

 こんな風にいろいろ考えることがあって面倒くさい時は、テレビを見るに限ります。

 パチッ!

 イラスト・・・処分処分と、自分に言い聞かせるコチサ今日のコチサテレビの画面サイズは・・・

 5センチ×15センチ

 でーす!


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