No.118 2001.7.20
お中元の季節です。
もちろんコチサ個人宛のお中元などというのはありませんが、事務所には続々といただいております。
ありがたい話です。
こんなちっちゃな会社なのに・・・
社長
「ちっちゃくて悪かったな、余計なお世話だ」
コチサ
「まぁまぁ・・・ところでいただいたお中元どうしましょう?」
社長
「どうしましょうって、もう決まってるんだろ」
で、早速コチサが振り分けを・・・
コチサ
「これは、コチサが自宅に持って帰るもの・・・これもコチサ邸っと。それからこれは事務所でコチサが使ってぇ。えーと、これはコチサ邸の消耗品、こっちは・・・仕方ない、事務所の消耗品にしといてやるか・・・」
社長
「終わった?」
コチサ
「えぇ、これがコチサが自宅に持って帰る分です。こっちが事務所でコチサが使う分です。そしてこの箱一つだけですけど、お客さんが来た時用のお菓子です。それから一応事務所の消耗品として、砂太郎からの洗剤を一つだけ置いておきました」
社長
「で、今食べてるのは?」
コチサ
「これはクッキーです。主訳作業用にコチサが食べる分だから、自由に食べていいんです」
社長
「ふーん・・・ところで、そのコチサ邸持ち帰り分の「そうめん」だけどさ。それ、どっかの両親が、こんな娘を預かってもらってありがとうございます。せめてそうめんでも食べて涼んで下さいって贈ってくれたやつじゃないの?」
コチサ
「失礼だな。どっかの両親じゃなくて、コチサの両親だよ。社会のルールをわきまえる分別あるコチサの両親が、こんなちっちゃな会社にもちゃんと贈ってきてくれたんだよ」
社長
「まさか、問題の娘が全て自宅に持ち帰るなんて、思ってもいないんじゃないかな」
コチサ
「もしかして、食べたいの?」
社長
「いや、そりゃ食べたいけど、そういう問題じゃなくて・・・」
コチサ
「なんだ、それならそうと早く言ってよ。一本置いといてあげる」
社長
「い、一本?30本も入っていてたった一本かい」
最近では、お付き合いをいただいている会社の方たちも、この事務所の影の実力者は誰かを理解されているようで、コチサ好みの贈り物を届けていただくようになりました。
いただいたものは、全てコチサがコチサによって、これっぽっちの無駄も無く消費させていただいております。
ここに謹んで、お礼を申し上げますm(__)m
ありがとうございました。
コチサ
「ん?・・・社長?何やってんの?(パシャ)ん?眩しい!」
社長
「コチサが全部持って帰る前に、住所控えてお礼状書いてるんだよ」
拝啓
盛夏の頃、ますますご発展のこととお喜び申し上げます。
この度は、お心のこもったお中元の品をお送り頂き、恐縮に存じます。
早速箱に飛びついた弊社のMCコチサは、大好物のチョコレートに驚嘆の声を上げながら、むしゃぶりついております。
食べ終わった今も、チョコレートでべとべとになった顔を舐めながら、その甘い余韻を味わっております。
本礼状に添えまして、顔中チョコレートにまみれたその喜びの写真を添えますので、ご笑納下さい・・・・・
社長
「さぁ次だ、次は○○オフィスだな。ここは、紅花油か。よし、写真は笑顔で一気飲みしてるとこにしよう」
コチサ
「・・・・・」
頂きものに注文をつける身分ではありませんが、コチサの事務所の場合はこういった状況がままに発生しますので、出来れば笑顔で美味しそうに写真に写るものをいただければと願っております。
社長
「よし、次は砂太郎への礼状だ。彼は洗剤だったな」
コチサ
「洗剤飲めるわけないだろ!」
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