No.041 2001.1.17
寒い日が続いています。
打ち合わせは午前中に済ませた方が、効率が良いのはわかっているのですが、こう寒いとどうしても・・・
そして、ほら又ちらほら、口から嘘がこぼれます・・・
担当氏
「もしもし、コチサさん?、週末のナレーションの原稿出きたんですけど、明日の水曜日くらいに打ち合わせしたいんですけど都合はいかがですか?」
この電話が火曜日の午前10時・・・
実はコチサはベッドの中、目覚ましと間違えて受話器を取っている・・・
でも、どんなに寝ぼけていても声だけは爽やかなのが「世界のMCコチサ」です。
だから今の今まで、寝ていたなんて気が付くまい。
コチサ
「あぁ、ごめんなさい、ちょうど今、朝のジョギングから帰って瞑想してたから頭ぼーっとしちゃって・・・えーと水曜日?、大丈夫だよ」
担当氏
「お時間の都合は?」
コチサ
「その日なら一日大丈夫、いつでもいいよ」
担当氏
「じゃぁ、9時に事務所に来てくれますか?」
コチサ
「9時?いくらなんでも遅くない?それに夜は寒いし・・・」
担当氏
「何言ってるんですか?朝ですよ、朝。コチサさん以前言ってたじゃないですか。打ち合わせは全部午前中にって。午後は有意義に自分の作業時間にあてなくちゃダメだって。あれ以来見習っているんですよ」
コチサ
「そんな事、言ったっけ?」
担当氏
「えぇ、「朝型人間コチサ」になって生まれ変わったように充実してるって・・・」
コチサ
「へーぇ」
担当氏
「へーぇってひとごとみたいに・・・今日だってこんなに寒いのにジョギングしてたんでしょ。うちの社長もコチサさん見習えって言ってますよ。フリーでやるには会社に勤めるより厳しい自己管理が必要なのがわかるだろうって。コチサさんの爪の垢でも煎じて飲ませてもらえって」
コチサ
「ま、まぁね、人生は厳しいからさ。その厳しさに比べたら朝の厳しさなんて小さい、小さい、ははは」
担当氏
「じゃぁ、水曜9時ってことで、よろしくお願いします」
コチサ
「あっ、ちょ、ちょっと・・・」 (ツーツー)
で、実は今、これを書いているのが、その水曜の9時です。
口で嘘をつくのは簡単なんですが、嘘を真実にするための努力の力がコチサには無いようで・・・
目覚ましは7時にかけたんです。
でも・・・
だって、「朝方人間コチサ」なんて言ったの、もう半年も前の話じゃん・・・
夏だったよ、あれは。
暖かいから言える事だよ。
冬になれば、「朝方人間」なんてやめるのがコチサに決まってるじゃん・・・
職業柄、たまたま寝起きでも爽やかな声が出るから・・・
調子に乗って、嘘をからめて爽やかさをオーバーに演出したのも、相手に晴れやかな気分を味わってもらいたいという親切心の現れなんだよ。
・・・いろんな言い訳をしても結局、寝坊してしまった事実は動かないようで・・・
(10分前の事)
コチサ
「あのーコチサです。実は9時に間に合いそうになくて・・・」
担当氏
「どうしたんですか?」
コチサ
「ジョギングで足を捻挫して・・・っていうのは、やっぱり嘘で・・・」
担当氏
「何言ってんすか?」
コチサ
「取り合えず、原稿だけでもファックスして下さい。原稿は暗記していきますので、打ち合わせ時間ずらしていいですか?」
担当氏
「それはかまいませんけど・・・本当に大丈夫ですか?」
コチサ
「ところでさぁ、コチサのHP見てくれてる?」
担当氏
「そりゃもちろん、毎回楽しみにしてますよ」
コチサ
ということで、某Fインターの村○くん、次回から冬場の打ち合わせは、午後にね。
それから、コチサの言うことは結構、場を盛り上げるだけのものだったりするから、あんまり真に受けないで下さい。
社長には夢を壊さないように、適当に間に入ってよろしくやって下さい。
で、今原稿読んでますから、再打ち合わせは明日の16時に設定して下さい。
どうだい、謎は解けたか、村○くん!
じゃぁねい
|